このプログラムは建築物の各室ごとに冷暖房負荷を計算し、冷暖房負荷計算表と
冷暖房負荷集計表を算出します。
・空調衛生工学会方式の実効温度差法による本格負荷計算を行ないます。
1室毎の冷暖房負荷計算を実行します。
・夏季の0時から23時までの内、任意の3時刻の冷房負荷が算出できます。地域別外気条件
は、全国50地域分登録済みです。(変更も可能です。)
・外壁、屋根などの部材の熱貫流率は、約290種類登録済みです。
・室の床面積、部位の面積、機器の発熱量などは、計算式でも入力できます。
・建築材料の熱伝導率を登録していますので、建築材料の組合わせによる部材の熱貫流率
の計算ができます。
・同室番号の入力機能が有ります。(入力する室番号のデ−タの内容が前に入力した
室番号のデ−タと同じ場合は、同室番号欄にその室番号を入力すると、デ−タの内
容が自動的にコピ−され、以下の室デ−タの入力が不要となります。)
・間仕切壁、天井、床、外床、外扉、シャッタ、間仕切窓、間仕切扉の熱貫流率は直接熱貫流率
の入力、部材分類番号による入力、いずれでも可能です。(ただし、外壁、
屋根、窓ガラスは部材分類番号による入力のみ可能です。)、室内設計条件は
湿球温度(゚CWB)、相対湿度(%RH)いずれでも入力できます。
・任意の室だけの入力デ−タの修正及び負荷計算が行なえます。計算結果を全室出力
する場合、各室冷暖房負荷一覧表を印刷することができます。
・入力デ−タの出力が可能で、デ−タチェックが容易に行なえます。
(1) マスタ−登録
・地域別外気条件は画面で見たり、訂正したり、印刷などができます。
・建築材料の熱伝導率、部材の熱貫流率用デ−タ、ガラスの熱貫流率と遮蔽係数はデ−タを
追加したり、画面で見たり、訂正したり、印刷などができます。
・人体発熱量と暖房用方位係数、部材の表面熱伝達率、冷房用実行温度差やガラス面透過
日射量はマスタ−登録されていますが、画面で見たり、訂正したり、印刷する
ことはできません。
(2) 入力デ−タ
・入力デ−タは物件デ−タと室デ−タに分かれます。物件デ−タ、室デ−タはデ−タの作成は
勿論、デ−タを画面で見たり、訂正したり、印刷などができます。
(3) 負荷計算
・当該建築物で使用される外壁、屋根などの部位の熱貫流率を計算し出力します。
・室ごとの冷暖房負荷計算表として冷房負荷は、設計時刻に対する伝導による負荷、
ふく射による負荷、室内発生負荷、隙間風負荷、取入れ外気負荷などを出力します。
暖房負荷は、最大負荷時の伝導による負荷、隙間風による負荷、取入れ外気負荷などを
出力します。
・設計条件および室ごとの冷暖房負荷集計表は室外や室内設計条件、室内顕熱負荷、
室内潜熱負荷、室内全熱負荷、室内負荷顕熱比、取入れ外気負荷、合計冷暖房負荷
及び床面積当りの冷暖房負荷などを出力します。
・計算結果を全室出力する場合、各室冷暖房負荷一覧表を印刷することができます。
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